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『10時間の我慢だ』。。。そう呟いてスタート地点へと向かった。


当日朝の天気予報は、夕方遅くから雨。曇り空だが、走り終わる頃まで雨は、
降り出しそうもない空模様だった。

開園時間前の赤穂海浜公園内は、100kmの選手と大会役員、ボランティアの
人たちだけで辺りは、ひっそりと静まりかえっていた。

ako001.jpg

昨今の都市型市民マラソンのように溢れるランナーの姿も、喧しいほどのセレ
モニーやBGMも、観客の姿もほとんどない。ひとり宇宙人の仮装をした
ランナーがいたがどう見ても、この大会の雰囲気ではあきらかに浮いていた。

スタート5分前、50kmの部に参戦するやっちーがスタートを見届けに現れた。
起きたばかりなのかまだ眠そうだった。50kmのスタートまで5時間もあるのに
応援に来てもらって素直に嬉しかった^^ 

やっちーを今回の赤穂遠征に巻込んだ責任上、最悪でも完走しないと申訳ない。。。
大きく深呼吸して気合を入れた。

午前5時スタート。100kmの部85名(女性10名)の選手が静寂の中、ゆっくりと走り
出した。園内の特設コース(5km)を20周。。。気が遠くなるような距離と時間
との戦いが始まった。

ako007.jpg


赤穂ウルトラマラソンは、瀬戸内海に面した赤穂海浜公園内の周回コースで行われる。
スタート地点から陸側を約1.8km走り、一旦スタート地点へ戻りエイドを通過して海沿い
のコース約3.2kmを回ってくるという変則的な5kmの周回コースになっている。

ako_map01.jpg


公道を走ることも信号で止められることも一切ない。走ることに集中出来る事は、
嬉しいが沿道からの声援を期待することは、ほとんど出来ないであろう。

前日夜に赤穂入りしていたが、閉園時間をすっかり過ぎていてコースの下見を全く
していなかった。当然、レース前のアップも体力温存で準備体操とストレッチのみ。
最初の1周は、アップを兼ねてじっくりコースを観察しながら前の選手に続いて進む。

コース図は、大体頭に入っていたが、どこを走ってるのか解らないうちにスタート地点
に戻りエイド前を通過。9分ちょうどくらいのタイム。

1km表示も無かったので多分、途中の距離表示は、無いと確信。とにかく1周目は、他の
選手につられず自分の体感を信じて㌔5ペース前後と決めていた。
途中、横に並んだランナーの時計からかピッ!っと発信音が鳴った。

時計を見るとほぼ20分。とりあえず4km地点だけは、覚えることが出来た。
しばらく走ると公園内の正門入口らしき前を通り過ぎスタート地点(ゴール)へ戻る。
この時、ナンバーカードから札を1枚引き千切って箱に入れるのがルールだ。

周回毎に、ナンバーカード左端の20枚の札を下から1枚ずつ減らすことで、周回数間違いを
防いでいるようだ。最終的には、計測マット横の機械で確認することが出来るらしい。

5km通過 24分50秒。予定よりもちょっと速い。。。㌔5分~5分06秒。1周を25分~25分30秒で
15kmまでが予定だった。これ以上速いと後半、絶対に持たないと思いペースを少し落とした。

しばらくすると、ずっと後ろにいた選手が、横に並んだ。アミノバリューのランシャツを着た
ランナーは、真っ黒に日焼けしていてゴルファーの片山晋吾に似ていて、いかにもウルトラを
走りそうな雰囲気を醸し出していた。

mamo「今、㌔5ペースですよね。このままのペースで行かれますか?」と声を掛けてみる。
shingo「そうですね~ 出来れば、行けるとこまで」

mamo「赤穂初めてじゃないですよね? どれくらいで走られるんですか?」
shingo「3回目かなぁ。。。一昨年は、9時間ちょっとでした」

やっぱり予想通りの実力者だった。付いて行くのを迷ったがまだ始まったばかりだし、
最初から一人旅は、寂しい。。。少しでも気を紛らわせるためにしばらく並走することに。

mamo「あと19周。まだまだこの先、長いですよね~」
shingo「札が半分になるまで辛いですね~ やっぱり60~80kmが一番苦しいかな」
shingo「でも札が残り4枚くらいになると足も軽くなるんですよ~」

そのまま10km過ぎまで並走するも、晋吾ちゃんが心なしかペースアップした?
徐々にその差がついて行く。無理して付いても潰れるのは、間違い無さそうなのでこの先は、
とにかく誰に抜かれてもマイペースと決める。

3周15km通過 1:15:10 あっと言う間に3周終えた感じ。予定より1分近く速いペースなので
一旦、エイドに寄ってゼリーを補給。事前にネットで調べてた通りでエイドには、スポドリと
水、バナナ、梅干、クッキー、塩だけと補給食と呼べる物は、最後まで無かった。

エイドステーション横に設置されたスペシャルテーブルに各自の補給食を入れたビニール袋を
置くようになっていて自分も含め100kmの多くの選手は、自前で補給食を用意していた。
事前にネットでこの情報を知らなければ、レース半ばでリタイアすることになっただろう。

順調に4周目、5周目と周回を重ねると、もうコースの何処にいるのかが分かってくる。
5周目を終える直前、早くもトップの選手に追い抜かれる。先程の晋吾ちゃんの話では、
四万十でも勝ってる有名な選手らしい。

その後の2番手は、ユニフォームからでこちゃんのラン友のミッチーさんと分かる。
昨年の優勝者だ。サブ8をする人達のペースは、㌔4分半ペースくらいだから驚きだ^^;

5周25km通過 2:04:47 予定よりも5分の貯金。。。しかし、貯金は借金と言われている。
天候も体調も良く順調すぎるほどのレース展開だった。。。フルなら残り17km。
あと1時間少々の我慢だが、、、ウルトラは長い。。。何が起きるか分からない。。。

レースは、まだたった4分の1が終わったばかりだ。。。残り15周、75km。
あと8時間近く走り続けなければならないのだ^^;

…続く。(スミマセン)
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2013.06.27 Thu l マラソン~レース完走記 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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